今回は数あるアニメの中で一番好きと言っても過言ではない名作アニメ、「フリクリ」を紹介したいと思います!

作品紹介
2000年~2001年にかけてOVA(オリジナルビデオアニメ)としてDVDが全六巻発売されました。
1巻につき1話収録されていて全6話で完結なので一気にサクッと見ることができます。
ブルーレイBOX(上記写真右)も発売してます。
制作はGAINAX & Production I.G。
キャラクターデザインはエヴァンゲリオンでおなじみの貞本義行さん。
監督は最近では「ガンダムGQuuuuuuX」で話題になった鶴巻和哉監督で、本作は鶴巻氏の初監督作品となります。
音楽は日本のオルタナティブロックバンド・the Pillowsが担当していて、作中で多くの楽曲が使用されていてエモく、楽しく、カッコよくフリクリの世界観を演出しています。
内容・感想
正直にいうと最初から最後まで「何が起こってるのかわからないまま話が終わる」印象です。
だけど、常におもしろい。でもでも、何がおもしろいのかわかんないから何回も見る。そんな感じ。
展開が突飛でバカバカしく、だけどどこかノスタルジーでグッと来る場面もあり、先の予想がまったくできないハラハラ感。それがクセになる。
今でもXなどで切り抜き動画などたまに見かけますが、やはり2025年の今でも見劣りしないような「秀逸なアニメーション表現」はおおきな見どころでしょう。
世界観、物語、演出、どこを取っても他に類を見ない唯一無二の名作。
さらに、作品を色づけるthe Pillowsの名曲たち。これがホンットに素晴らしくて、僕自身この「フリクリ」を観て初めて知ったバンドだったんですけどED曲の「Ride on shooting star」を聞いた時の衝撃は未だに鮮明に憶えています。
そこから日本のバンドのすごさを知って、20年経った今でも邦ロック好きは変わりません。
僕が「フリクリ」を知ったのはホントにただの偶然で、BOOK OFFで中古DVDを見てたらなんかやたら目立つパッケージがあり、一度は買わずに戻したものの数日後にどうしても気になって購入したことがきっかけ。
当時の自分にはとにかく鮮烈で、その出会いがアニメや音楽に対する価値観を大きく変えてくれました。そういう意味では「人生が変わった」とも言えます。大げさではなく、特別な作品との出会いはそれほどの威力があるものだと思っています。
今でこそ配信サイトであらゆるアニメというアニメを見ることができる時代になったワケですが(昔では考えられなかった)、正直な話どのアニメを観ても「なんか別作品のアレっぽいな」とか「また似たような設定だ」とか、そんな感想が浮かぶ「他とは違う何かを観たい」人にこそこの「フリクリ」をオススメしたい。
最初にも書いた通り、理解不能なまま話が終わり、だけどまた通して見たくなり、見るたびに新しい面白さを発見していく。
「全6話」という短さでそんな不思議な体験ができるのは「フリクリ」しかないでしょう。
まだ見たことない「アニメ好き」な人は一度は見る価値アリ!
ではでは、今回はこの辺で!
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